この記事は架空アニメ Advent Calendar 2025の8日目の記事です。
ご無沙汰しておりました。じゃがびぃです。なんか最近忙しくて気がついたらアドベントカレンダーですってよ。早いですね。
ということで最近見たアニメの感想でもつらつらと書いていこうと思います。 最近見たアニメは『ゼロ・トルク』という作品ですね。 界隈では「作画コストの9割をボルトとナットに割いたアニメ」なんて言われてましたが、ざっくりしたあらすじは、アメリカで開催される全世界対抗学生ロボットコンテストに出るのを目標に頑張っていく青春?ものです。まあ女子いないので所謂キラキラした青春らしい描写はないんですけどね。
大学入りたての主人公はロボット作ったことないペーペーの状態でチーム勧誘されるんですが、チームで頑張ってる人たちを見て入ろうと決心するのがすごい心に残りました。頑張っている人がすっごい綺麗に描写されてるんですよこれ。
で、チーム内のいざこざやら苦い結果等々主人公は乗り越えて予選会に出るわけですが、大会前日に大会会場へ行くんですよ。したら徹夜で場所取りする他チームっぽい人がいて会話するんですが、相手が「東京の大学です。」って言い放った時の緊張感半端なかったですね。
最後大会結果はどうなるのかぜひ見てほしいですね。なんというかすごい残酷というか妥当というか……。ご都合主義の逆転勝利なんてない、積み上げたものだけが結果に出るという、ものづくりってすごいなって思いました。
あとなんか全体通して妙に描写が生々しくてですね…大学と予算折衝したり実験機作成中に事故が発生して活動停止に追い込まれたりなんかグロかったです。特に中盤、安全管理の不備で指を怪我して、大学の事務室で技師が頭を下げるシーンとか、胃がキリキリしました。色々と思うところがありました。大人とやり取りする際の緊張感凄かったです。
4〜7話あたりまで暗かったり、ひたすらコードのデバッグ画面が映るだけで地味な作業ばっかりしてて面白くなかったところもあったんですが、かなりものづくりの解像度が上がって楽しかったです。世間の評価はアレですが、機構の知識が身につくのでぜひ見てほしいです。円盤特典では設定資料集が付くらしいです。回路図のためだけに買おうかと絶賛悩んでおります。
といったところで感想はこんなもんで終わっておきます。 明日はモクヨさんの「悪い子なんて、いないから」でボロ泣きして頭痛を引き起こした秋田県民の感想レポが投稿されるそうです。楽しみですね。
終わり。